oblidant

2008年5月23日 (金)　Fragmentos puentefuente

Olvidando a Velázquez. Las meninas
 
(www.museupicasso.bcn.cat/meninas)
2008年5月16日から9月28日まで。
バルセロナ・ピカソ美術館
企画展覧会入場料5.80ユーロ
常設展＋企画展覧会料金　9ユーロ
 
『ラス・メニーナス、ベラスケスを忘れながら』というこの展覧会のタイトルは、ピカソが58枚のラス・メニーナスの連作油彩絵画をカンヌのアトリエに閉じこ もって描き始める前に「ベラスケスを忘れながら、僕なりのラス・メニーナスを制作したい」と語った言葉からとったもの。全61点のベラスケスのラス・メ ニーナスと関連した絵画、彫刻、写真、版画、ビデオ作品。プラド美術館所蔵ベラスケスの『ラス・メニーナス』（『フェリーぺ4世の家族』）は出展されてい ないけれど、ベラスケスが描いたフェリーぺ4世国王妃の肖像画『オーストリア家のマリアーナ婦人』、ウイーンの美術史美術館 （Kunsthistorische）所蔵のラス・メニーナスの絵の主人公となった『マルガリータ王女』と『マリア・テレサ王女』（ニューヨーク・メトロ ポリタン美術館所蔵）の肖像画が出展されている。バルセロナピカソ美術館に所蔵されているピカソの連作ラス・メニーナス全58点からは、15点展示。
 
その他の出展されている作品の作者は、
リチャード・ハミルトン Richard Hamilton　ロンドン、1922
フランシスコ・デ・ゴヤ Francisco de Goya　スペイン・フエンデトドス 1746－1828ボルドー
ジョエル・ピーター・ウィトキン Joel Peter Witkin　ニューヨーク、1939
アントニオ・サウラ　Antonio Saura　ウエスカ1930－コンカ1998
ダリ Salvador Dalí　フィゲラス1904－1989
ホルへ・オテイサ Jorge Oteisa　オリオ1908
フィリップ Philippe Comar、ブローニュ・ビヤンクール　1955
マノロ・バルデス Manolo Valdés　　バレンシア 1942
イヴ・サスマン Eve Sussman　　ロンドン 1961
クラウディオ・ブラボ Claudio Bravo　チリ/バルパライソ 1936
ルイ・カン Louis Cane　フランス/ボーリュー・シュル・メール　1943
フアン・カレーニョ・デ・ミランダ Juan Carreño de Miranda　アビレス・1614－ﾏﾄﾞﾘｰﾄﾞ 1685
マイケル・クレイグ・マーティン Michael Caig-Martin 　ダブリン　1941
フアン・ダウニー Juan Dowey サンティアゴ・デ・チレ1940－1993ニューヨーク
エキーポ・クロニカ Equipo Crónica　(ジョアン・トレド　バレンシア1940、ラファエル・ソルベス バレンシア 1940‐1981、マノロ・バルデス　バレンシア 1942)
アントニオ・デ・フェリーぺ Antonio de Felipe　バレンシア　1965　
アルベルト・ヒロネラ Alberto Gironella メキシコシティ1929－バジェ・デ・ブラボ1999
フアン・バウティスタ・マルティネス・デル・マソ Juan Bautista martines del Mazo　クエンカ1610－ﾏﾄﾞﾘｰﾄﾞ 1667　
ヴィック・ムニーズ　Vik Muniz サンパウロ　1961
ジュリオ・パオリーニ　Giulio Paolini　ジェノバ　1940
ジュセップ・マリア・セルト Josep Maria Sert　バルセロナ1874－1945
ソレダー・セビージャ Soledad Sevilla バレンシア1944
トーマス・シュトゥルート Thomas Struth　ドイツ/ゲルデルン1954
フランツ・フォン・シュトゥック、Franz von Stuch　ドイツ/テッテンワイス1863-ミュンヘン1928　
クリストバル・トラル Cristobal Toral 　カディス・トーレアルキメ1940
フェルミン・アグアジョ Fermín Aguayo　ブルゴス/ソティージョ・デ・リベラ1926－パリ1977
ジュセップ・ロカ・サストレ　テレッサ Josep Roca Sastre 1928－バルセロナ1997
などの作品展示。
***********************************************
『ラス・メニーナス』（『フェリーぺ4世の家族』）ディエゴ・ロドリゲス・デ・シルバ・ベラスケス作
318センチ×276センチの油絵。1656年。プラド美術館所蔵。